![]() 患者挟み込みゾーンを塞ぐシステムおよび方法
专利摘要:
ベッドにおける潜在的な挟み込みゾーンを塞ぐシステムおよび方法である。このシステムは、ヘッドエンドパッドを封入するヘッドエンドカバーを有するヘッドエンドアセンブリと、パッドを封入するカバーを有するフットエンドアセンブリとを具えてもよい。このシステムはさらに、前記ヘッドエンドアセンブリと前記フットエンドアセンブリとの間に延在する一対の壁を具えてもよい。当該壁は可膨張性の部材を具えてもよい。 公开号:JP2011505909A 申请号:JP2010537007 申请日:2008-12-01 公开日:2011-03-03 发明作者:ヴァーザリック,ジョン,エイチ.;ハンケ,ジョン;ロング,ジャスティン 申请人:ケーシーアイ ライセンシング インク; IPC主号:A61G7-05
专利说明:
[0001] 関連出願の相互参照 本願は、2007年12月10日出願の米国特許出願第11/953,410号の利益を主張するものであり、その総ての開示は特に参照により本明細書に組み込まれる。] 背景技術 [0002] 病院のベッドのような通常の医療用支持面は、フレームと、マットレスと、ヘッドボードと、フットボードと、サイドレールとを具える。ある実施例では、マットレスと、サイドレール、ヘッドボードまたはフットボードといった近接する構成部品との間に隙間があることがある。さらに、サイドレール間、またはサイドレールをフレームに連結する支持具の内側に隙間があることもある。医薬品局(FDA)は、患者に特定のリスクを招く、ベッドの構成部品の間の具体的なゾーンを認識している。総てが参照により本明細書に組み込まれる、2006年3月10日発行の“Hospital Bed System Dimensional and Assessment Guidance to Reduce Entrapment−Guidance for Industry and FDA Staff”を参照すること。] [0003] 患者が隙間に挟み込まれることがあるため、これらの隙間はベッドに支持されている患者にリスクを招きうる。このため、患者が挟み込まれる可能性を減らす、患者から隙間を塞ぐ方法およびシステムを提供することが望ましい。しかしながら、介護者が患者を補助する必要がある場合、介護者が患者にアクセスできることも望ましい。さらに、所望の時に患者がベッドに出入り出来ることが望ましい。従って、この隙間を塞ぐ方法およびシステムは、患者の利用を制限しないことが望ましい。] [0004] 例示的な実施形態は、ベッドの潜在的な挟み込みゾーンを塞ぐシステムおよび方法を具える。このシステムは、ヘッドエンドパッドを封入するヘッドエンドカバーを有するヘッドエンドアセンブリと、パッドを封入するカバーを有するフットエンドアセンブリとを具えてもよい。このシステムはさらに、ヘッドエンドアセンブリとフットエンドアセンブリとの間に延在する一対の壁を具え、この壁は可膨張性の部材を具えてもよい。] [0005] パッドシステムを具える例示的な実施形態は:ヘッドエンドアセンブリと;フットエンドアセンブリと;ヘッドエンドアセンブリとフットエンドアセンブリとの間に延在する一対の壁とを具えており、それぞれの壁は複数の可膨張性の部材を具える。ヘッドエンドアセンブリはヘッドエンドパッドを封入するヘッドエンドカバーを具え、フットエンドアセンブリはフットエンドパッドを封入するフットエンドカバーを具えてもよい。それぞれの壁は、第1の可膨張性の部材と第2の可膨張性の部材との間に設けたウェビングおよび/または前記一対の壁に連結されたベースシートを具えてもよい。ある例示的な実施形態では、ベースシートは複数の開口部を具えていてもよく、複数の可膨張性の部材の少なくとも1つはベースシートから離れる方向に延在してもよい。] [0006] ある例示的な実施形態では、一対の壁がフットエンドアセンブリに対してヘッドエンドアセンブリの関節動作ができるように構成されている。特定の例示的な実施形態では:一対の壁のそれぞれが、上部と、中間部と、下部とを具えており;上部、中間部および下部はそれぞれ可膨張性の部材を具え;中間部の可膨張性の部材は上部または下部の可膨張性の部材よりも長い。ある例示的な実施形態では、中間部における可膨張性の部材は、上部または下部における可膨張性の部材が膨張している間、収縮してもよい。ある例示的な実施形態は、複数の可膨張性の部材が互いに流体連結するように、これらの部材を連結する導管を具えていてもよい。] [0007] 他の例示的な実施形態は、フレームと、マットレスと、一対のサイドレールと、ヘッドボードと、フットボードとを有する病院のベッドにおける潜在的な挟み込みゾーンを塞ぐ方法を具える。特定の例示的な実施形態はパッドシステムを提供するステップを含み、当該システムは:ヘッドエンドパッドを封入するヘッドエンドカバーを具えるヘッドエンドアセンブリと;フットエンドパッドを封入するフットエンドカバーを具えるフットエンドアセンブリと;ヘッドエンドアセンブリとフットエンドアセンブリとの間に延在する第1および第2の壁を具える。特定の例示的な実施形態では、これらの壁は複数の可膨張性の部材を具えており、このパッドシステムは病院のベッドに適している。] [0008] ある例示的な実施形態では、ヘッドエンドパッドがマットレスとヘッドボードとの間に配置され、第1の壁がマットレスと第1のサイドレールとの間に配置され、第2の壁がマットレスと第2のサイドレールとの間に配置され、フットエンドパッドがマットレスとフットボードとの間に配置されている。ある例示的な実施形態では、パッドシステムはヘッドエンドアセンブリを関節動作させて、ヘッドエンドアセンブリがフットエンドアセンブリに対して高く上がるように構成されている。他の例示的な実施形態では、このパッドシステムは、患者の膝を支持するのに用いられる部位の近くのマットレスを関節動作させるように構成されている。さらに他の実施形態では、第1および第2の壁それぞれが第1および第2の可膨張性の部材を有する中間部を具えており、ヘッドエンドアセンブリを関節動作させると、第1の可膨張性の部材が第2の可膨張性の部材に対して傾く。特定の例示的な実施形態では、第1および第2の壁がベースシートに連結されており、ヘッドエンドアセンブリを関節動作させると、ベースシートから遠位の可膨張性の部材の端部同士がベースシートの近位にある可膨張性の部材の端部より互いに近くなる。] [0009] さらに他の実施形態は、フレームと;ヘッドボードと;フットボードと;ヘッドエンド、フットエンド、第1の側面および第2の側面を具えるマットレスと;を具えるベッドを含む。ある例示的な実施形態は、フレームに連結された複数のサイドレールを具えており、マットレスの第1の側面および第2の側面に近位である。特定の例示的な実施形態は、パッドシステムを具えており、当該パッドシステムは、ヘッドエンドアセンブリと;フットエンドアセンブリと;ヘッドエンドアセンブリとフットエンドアセンブリとの間に延在する一対の壁とを具え、それぞれの壁は複数の可膨張性の部材を具える。特定の例示的な実施形態では、ヘッドエンドアセンブリはマットレスとヘッドボードとの間に配置され;第1の壁はマットレスと第1のサイドレールとの間に配置され;第2の壁はマットレスと第2のサイドレールとの間に配置され;フットエンドアセンブリはマットレスとフットボードとの間に配置されている。ある例示的な実施形態では、ヘッドエンドアセンブリはヘッドエンドパッドを封入するヘッドエンドカバーを具え、フットエンドアセンブリはフットエンドパッドを封入するフットエンドカバーを具える。特定の例示的な実施形態では、ベッドは関節動作するように構成されており、ヘッドボードがフットボードに対して高く上がる。] [0010] ある例示的な実施形態は、マットレスとサイドレールとを有する病院のベッドにおける挟み込みを減少させるパッドを具えており、当該パッドは:少なくとも1つの第1の可膨張性の部材を具える上部と;少なくとも1つの第2の可膨張性の部材を具え、当該第2の可膨張性の部材が第1の可膨張性の部材より長い中間部と;少なくとも1つの第3の可膨張性の部材を具える下部と;上部と中間部および中間部と下部とを連結してパッドを形成するウェビングとを具えており、このパッドはマットレスとサイドレールとの間に挟装するように構成されている。] [0011] 特定の例示的な実施形態では、サイドレールは間に開放ゾーンを有する上側レールと下側レールとを具えており;パッドの上部は上側レールとマットレスとの間に挟装するように構成されている。ある例示的な実施形態では、レールの下部は、下側レールとマットレスとの間に挟装するように構成され、中間部は上側レールと下側レールとの間の開放ゾーンに少なくとも部分的に延在している。] 図面の簡単な説明 [0012] 本発明の例示的な実施形態は、以下に詳細が図示および記載されているが、変更および改良が本発明の範囲を超えることなく実施されうることは当業者にとって自明である。従って、以下の説明および添付の図における記載は単なる例示として提供され、限定するものではない。本発明の実際の範囲は、以下の特許請求の範囲と、これらの請求項が享受する完全な範囲の均等物とともに定められるものである。] [0013] さらに、本明細書に記載された本発明の他の変更例が本発明の範囲内に含まれうることを、本開示を読んで理解した当業者は理解するであろう。例えば、異なる構成材料をパッドシステムに用いられるパッドおよびカバーに使用してもよい。さらに、個々のパッドまたは可膨張性の部材の形状を変更することもできる。] [0014] 以下の開示された実施形態の詳細な説明では、開示を合理化する目的で様々な特徴が単一の実施形態に一緒にまとめられている。この開示した方法は、本発明の例示的な実施形態が各請求項に明白に記載されている事項より多くの特徴を必要とするという意図を反映するものと解釈されるべきではない。むしろ、添付の特許請求の範囲が示すように、本発明の主題は、単一の開示された実施形態のすべての構成よりも少ない構成にある。従って、添付の特許請求の範囲は例示的な実施形態の詳細な説明に組み込まれ、各請求項は別個の好ましい実施形態として単独で有効である。] [0015] 図1は、パッドシステムの限定ではない例示的な実施形態の組み立て図である。 図2は、図1の実施形態の一部の分解図である。 図3は、図1の実施形態の一部の分解図である。 図4Aは、第1の関節動作位置における図1の実施形態の側面図である。 図4Bは、第2の関節動作位置における図1の実施形態の側面図である。 図5は、図1の実施形態に適するベッドの斜視図である。] 図1 図2 図3 図4A 図4B 図5 実施例 [0016] 図1乃至4に示された例示的な実施形態を参照すると、パッドシステム100は、ヘッドエンドアセンブリ115と、本体アセンブリ125と、フットエンドアセンブリ145とを具える。ヘッドエンドアセンブリ115はさらに、一対のエンドプレート112と、パッド114と、カバー110とを具える。フットエンドアセンブリ145は同様に、一対のエンドプレート142と、パッド144と、カバー140とを具える。本体アセンブリ125は、複数の開口部182を有するベースシート180により連結されている一対の壁130を具える。壁130はヘッドエンドアセンブリ115とフットエンドアセンブリ145との間に延在する。図示された例示的な実施形態では、壁130は互いに鏡像である。明確にするため、一対の壁130の特徴を一方の壁130のみに示す。一方の壁130に示された特徴または要素は、反対側の壁130にも存在することを理解されたい。ヘッドエンドアセンブリ115、本体アセンブリ125、およびフットエンドアセンブリ145は、当業者にとって一般的な連結部材(図示せず)によって互いに連結されてもよい。限定ではない連結部材の実施例は、バックル、ストラップ機構、フック、ループファスナ、およびジッパ等を含む。他の例示的な実施形態では、ヘッドエンドアセンブリ115およびフットエンドアセンブリ145は、本体アセンブリ125と一体的に形成してもよい。さらに他の例示的な実施形態では、ヘッドエンドアセンブリ115およびフットエンドアセンブリ145は、可膨張性の部材132と類似する可膨張性の部材を具えてもよい。ヘッドエンドアセンブリ115およびフットエンドアセンブリ145におけるこのような可膨張性の部材は、パッド114および144の代わりに、あるいはこれらと併用して利用することができる。] 図1 [0017] この例示的な実施形態では、各壁130は、ベースシート180から離れる方向に延在する複数の可膨張性の部材132と、可膨張性の部材132の間に延在するウェビング134とを具える。図示された実施形態では、各壁130は、上部133(ヘッドエンドアセンブリ115に近位)と、下部137(フットエンドアセンブリ145に近位)と、上部133と下部137との間の中間部135とを具える。図1に示されるように、中間部135は、上部133および下部137の上方に延在し、これにより中間部135の可膨張性の部材132は、上部133または下部137の可膨張性の部材132よりも長い。従って、中間部135は上部133または下部137よりもベースシート180からさらに長く延在する。可膨張性の部材132はさらに、上導管131および下導管139によって連結されることにより、複数の可膨張性の部材132が互いに流体連結されていてもよい。特定の例示的な実施形態では、特定部分(例えば、上部133、中間部135および下部137)の可膨張性の部材132が互いに流体連結されていてもよいが、他の部分の可膨張性の部材132とは流体連結していなくてもよい。] 図1 [0018] 図1にも示されるように、ヘッドエンドアセンブリ115は凹部116を具え、フットエンドアセンブリ145は凹部146を具えている。凹部146および116により、介護者は、パッドシステム100が組み込まれたベッドに支持されている患者に近付きやすくなる。緊急事態においてCPRのような処置を行うために介護者が患者に近付く必要がある場合、このようなアクセスは重要になりうる。] 図1 [0019] ある例示的な実施形態では、パッドシステム100におけるパッドは、抗菌性の発泡樹脂製品からできている。カバー110および140は、耐久性フレーム、難燃性の強化ポリエステル、(Staph−Checkという商品名で販売されている材料のような)抗菌性ビニル布から構成されてもよい。ある例示的な実施形態では、カバー110および140は、0.030インチのポリプロピレンの塗膜をさらに具え、および/または別個の内層と外層とを具えてもよい。この内層はDartex(登録商標)により提供されるような材料から作られてもよい。ある例示的な実施形態では、ウェビング134は、引張ると長くなり、その後元の長さに戻ることができる弾性材料から構成されてもよい。特定の例示的な実施形態では、ウェビング134はブレソプレン(Breathoprene)からできていてもよい。] [0020] ある例示的な実施形態では、可膨張性の部材132は高周波(RF)溶接、熱融着、または縫製およびシームシーリングによって形成できる。可膨張性の部材132は、ある例示的な実施形態における可膨張性の部材の内部に内部圧力を保持できる材料から構成されてもよい。ヘッドエンドアセンブリ115およびフットエンドアセンブリ145もまた、例示的な実施形態では、RF溶接、熱融着、または縫製およびシームシーリングによって形成できる。] [0021] 図5に示された例示的な実施形態をここで参照すると、ベッド200は左上側サイドレール205と、左下側サイドレール210と、右上側サイドレール215と、右下側サイドレール220とを具える。ベッド200はさらに、マットレス237を支持するフレーム235の各端部において、ヘッドボード225とフットボード230とを具える。レール支持具240は、それぞれのレール205、210、215、220とフレーム235との間に延在する。ベッド200はマットレス237を具えており、これは従来の形状のマットレスまたはKinetic Concepts社から市販されているような空気面でもよい。] 図5 [0022] FDA指針“Hospital Bed System Dimensional and Assessment Guidance to Reduce Entrapment−Guidance for Industry and FDA Staff”に記載されているように、ベッド200のようなベッドは、ベッド200に支持されている人間が挟み込まれる可能性があるいくつかの潜在的な挟み込みゾーンを具えている。ゾーン1はレール205、210、215および220のそれぞれの内側に存在し、ゾーン2はレール205、210、215、220(とレール支持具240との間)の下部に存在する。ゾーン3はレール205、210、215、220とマットレス237との間に存在する。ゾーン4はレール205、210、215、220のそれぞれの端部に存在し、ゾーン5はレール205と210との間だけではなく、レール215と220との間にも存在する。ゾーン6はレール205、210、215、220のそれぞれの端部とヘッドボード225およびフットボード230との間に存在する。ゾーン7はマットレス237とヘッドボード225およびフットボード230の両方との間に存在する。] [0023] ある例示的な実施形態では、パッドシステム100は、FDAによって認識されている特定のゾーンに人間が挟み込まれる可能性を減らすように、ベッド200に適した構成をもつ。具体的には、パッドシステム100は、このゾーンに閉塞部材を配置して、FDAにより潜在的な挟み込みゾーンとして認識されている範囲またはゾーンへのアクセスを制限するように構成されている。例えば、壁130の可膨張性の部材132は、ベッド200の側面のゾーン2乃至6に配置されるように構成されている。さらに、パッド114および144は、マットレス237とヘッドボード225およびフットボード230との間のゾーン7に配置されるように構成される。マットレス237が空気支持のマットレスである、ある例示的な実施形態では、パッドシステム100の可膨張性の部材132は、マットレス237を膨張させるために用いたものと同じ空気源によって膨張させてもよい。他の例示的な実施形態では、可膨張性の部材132は別の空気源によって膨張させてもよい。] [0024] 図1の例示的な実施形態において示されるように、壁130は、ベッド200を関節動作させてヘッドボード225に近位のベッド200の一部を高くするように構成される。例えば、ウェビング134は柔軟であり、ベッド200が関節接合されているために可膨張性の部材132は互いの方へ傾けることができる。図4Aに示されるように、中間部135では、上部133が下部137に対して高く上がるため、ベースシート180から遠位の可膨張性の部材132の端部は互いに近付くことができる。中間部135の上導管139は長さが圧縮され(すなわち、部分的につぶれる)、これにより、図4Aに示されるように、可膨張性の部材132を互いの方へ曲げることができる。これにより、パッドシステム100からの干渉を最小限にして、ベッド200を所望の姿勢にすることができる。] 図1 図4A [0025] さらに、図4Bに示されるように、下部137は、患者の膝下の支持面の関節動作に対応するように配置することができる。この位置では、下部137の上導管139と下導管131は、支持面に合うように歪む。さらに、下部の可膨張性の部材132は、図4Bに示されるように若干傾いて、支持面の関節動作に対応するようにしている。] 図4B [0026] ある例示的な実施形態では、パッドシステム100は、マットレス237とサイドレール205、210、215、220との間に挟装するように構成され、パッドシステム100が所定の位置にある時にサイドレール205、210、215、220の何れかを下げることができる。所定の位置にパッドシステム100を有するサイドレールを下げる、または関節動作させる機能により、介護者が患者にアクセスするのがさらに容易になりうる。ある例示的な実施形態では、患者がベッド200に出入りできるように、上部133および下部137がマットレス237とほぼ同じ高さ(患者の体重によってマットレス237が変形する前)にある。特定の例示的な実施形態では、上部133および137の可膨張性の部材132の長さは約12インチであり、中間部135の可膨張性の部材132の長さは約16インチである。さらに、中間部135の可膨張性の部材132は、患者がベッド200にさらに簡単に出入りできるように(単独で、または上部133および下部137の可膨張性の部材132と一緒に)歪みうる。] [0027] カバー140はエンドプレート142間に延在するベースシート175を具えているが、カバー110はエンドプレート112間に延在するベースシート185を具えている。ある例示的な実施形態では、ベースシート175、180および185は一連の開口部176、182および186をそれぞれ具えており、これによりベースシートを通して様々な連結(例えば、空気クッションの連結)が可能になる。この開口部はまた、ベッド面への取り付けを容易にする。] [0028] 前述したように、パッドシステム100は、従来のマットレスまたは可膨張性の空気マットレスであるマットレス237と一緒に利用することができる。マットレス237が可膨張性のマットレスである例示的な実施形態では、パッドシステム100の可膨張性部位を、マットレス237を膨張させるのに使用される圧力よりもさらに大きな圧力で膨張させてもよい。例えば、可膨張性の部材132、上導管139、下導管131をマットレス237よりも大きな圧力で膨張させてもよい。]
权利要求:
請求項1 パッドシステムにおいて:ヘッドエンドアセンブリと;フットエンドアセンブリと;前記ヘッドエンドアセンブリと前記フットエンドアセンブリとの間に延在する一対の壁とを具えており、前記壁のそれぞれが複数の可膨張性の部材を具えることを特徴とするシステム。 請求項2 請求項1に記載のパッドシステムにおいて、前記ヘッドエンドアセンブリがヘッドエンドパッドを封入するヘッドエンドカバーを具え、前記フットエンドアセンブリがフットエンドパッドを封入するフットエンドカバーを具えることを特徴とするシステム。 請求項3 請求項1に記載のパッドシステムにおいて、前記壁のそれぞれが、第1の可膨張性の部材と第2の可膨張性の部材との間にウェビングを具えることを特徴とするシステム。 請求項4 請求項1乃至3のいずれかに記載のパッドシステムにおいて、前記一対の壁に連結されたベースシートをさらに具えることを特徴とするシステム。 請求項5 請求項4に記載のパッドシステムにおいて、前記ベースシートが複数の開口部を具えることを特徴とするシステム。 請求項6 請求項4に記載のパッドシステムにおいて、前記複数の可膨張性の部材の少なくとも1つが前記ベースシートから離れる方向に延在していることを特徴とするシステム。 請求項7 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のパッドシステムにおいて、前記一対の壁が、前記ヘッドエンドアセンブリを前記フットエンドアセンブリに対して関節動作できるように構成したことを特徴とするシステム。 請求項8 請求項1に記載のパッドシステムにおいて、前記一対の壁のそれぞれが上部と、中間部と、下部とを具えており;前記上部、前記中間部、前記下部のそれぞれが少なくとも1つの可膨張性の部材を具え;前記中間部の前記可膨張性の部材が、前記上部または前記下部の可膨張性の部材よりも長いことを特徴とするシステム。 請求項9 請求項8に記載のパッドシステムにおいて、前記上部または前記下部の可膨張性の部材が膨張している間に前記中間部の可膨張性の部材が歪みうることを特徴とするシステム。 請求項10 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のパッドシステムにおいて、前記複数の可膨張性の部材を互いに流体連結させるように連結する導管をさらに具えることを特徴とするシステム。 請求項11 フレームと、マットレスと、第1のサイドレールと、第2のサイドレールと、ヘッドボードと、フットボードとを有する病院のベッドにおける潜在的な挟み込みゾーンを塞ぐ方法において、当該方法が、パッドシステムを提供するステップを具え、当該パッドシステムが、ヘッドエンドパッドを封入するヘッドエンドカバーを具えるヘッドエンドアセンブリと;フットエンドパッドを封入するフットエンドカバーを具えるフットエンドアセンブリと;前記ヘッドエンドアセンブリと前記フットエンドアセンブリとの間に延在する第1および第2の壁とを具え、前記壁のそれぞれが複数の可膨張性の部材を具えており、前記パッドシステムを前記病院のベッドに装填するステップであって、前記ヘッドエンドパッドが前記マットレスと前記ヘッドボードとの間に配置され、前記第1の壁が前記マットレスと前記第1のサイドレールとの間に配置され、前記第2の壁が前記マットレスと前記第2のサイドレールとの間に配置され、前記フットエンドパッドが前記マットレスと前記フットボードとの間に配置されているステップ具えることを特徴とする方法。 請求項12 請求項11に記載の方法において、前記パッドシステムは、前記ヘッドエンドアセンブリが関節動作できるように構成されており、これにより前記ヘッドエンドアセンブリが前記フットエンドアセンブリに対して高くなることを特徴とする方法。 請求項13 請求項11に記載の方法において、前記パッドシステムが、患者の膝を支持するのに用いる部位の近くの前記マットレスを関節動作させるように構成されていることを特徴とする方法。 請求項14 請求項11乃至13のいずれか一項に記載の方法において、前記第1および第2の壁のそれぞれが第1および第2の可膨張性の部材とを有する中間部を具えており、前記ヘッドエンドアセンブリを関節動作させると、前記第1の可膨張性の部材が前記第2の可膨張性の部材に対して傾くことを特徴とする方法。 請求項15 請求項14に記載の方法において、前記第1および第2の壁がベースシートに連結されており、前記ヘッドエンドアセンブリを関節動作すると、前記ベースシートから遠位の前記可膨張性の部材の端部が前記ベースシートに近位の前記可膨張性の部材の端部よりも互いに近付くことを特徴とする方法。 請求項16 ベッドにおいて、フレームと;ヘッドボードと;フットボードと;ヘッドエンド、フットエンド、第1の側面および第2の側面を具えるマットレスと;前記フレームに連結され、前記マットレスの第1の側面および第2の側面に近位の複数のサイドレールと;パッドシステムと;を具えており、当該パッドシステムが、ヘッドエンドアセンブリと;フットエンドアセンブリと;前記ヘッドエンドアセンブリと前記フットエンドアセンブリとの間に延在する一対の壁と;を具えており、前記壁のそれぞれが複数の可膨張性の部材を具え;前記ヘッドエンドパッドは前記マットレスと前記ヘッドボードとの間に配置され;第1の壁は前記マットレスと前記第1のサイドレールとの間に配置され;第2の壁は前記マットレスと前記第2のサイドレールとの間に配置され;前記フットエンドパッドは前記マットレスと前記フットボードとの間に配置されていることを特徴とするベッド。 請求項17 請求項16に記載のベッドにおいて、前記ヘッドエンドアセンブリがヘッドエンドパッドを封入するヘッドエンドカバーを具え、前記フットエンドアセンブリがフットエンドパッドを封入するフットエンドカバーを具えることを特徴とするベッド。 請求項18 請求項16に記載のベッドにおいて、当該ベッドが関節動作するように構成されていることを特徴とするベッド。 請求項19 請求項16乃至18のいずれか一項に記載のベッドにおいて、前記ヘッドボードが前記フットボードよりも高くなりうることを特徴とするベッド。 請求項20 マットレスとサイドレールとを有する病院のベッドにおける挟み込みを減少させるパッドにおいて、当該パッドが、少なくとも1つの第1の可膨張性の部材を具える上部と;少なくとも1つの第2の可膨張性の部材を具え、前記第2の可膨張性の部材が前記第1の可膨張性の部材よりも長い中間部と;少なくとも1つの第3の可膨張性の部材を具える下部と;前記上部と前記中間部および前記中間部と前記下部とを連結して前記パッドを形成するウェビングとを具えており、前記パッドが前記マットレスと前記サイドレールとの間に挟装されるように構成されることを特徴とするパッド。 請求項21 請求項20に記載のパッドにおいて、前記サイドレールが間に開放ゾーンを有する上側レールと下側レールとを具えており、前記パッドの上部が前記上側レールと前記マットレスとの間に挟装するように構成され;前記パッドの下部が前記下側レールと前記マットレスとの間に挟装するように構成され;前記中間部が、前記上側レールと前記下側レールとの間の開放ゾーンに少なくとも部分的に延在することを特徴とするパッド。
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